海外旅行や留学などで英語圏に行くと、大麻(マリファナ)に関するスラングを耳にするかもしれません。大麻は日本では違法ですが、世界では多くの国や地域で合法化されており、文化やライフスタイルの一部となっています。この記事では、海外で役に立つかもしれないマリファナのスラングを5つ紹介します。
Weed(ウィード)
ウィードは大麻の葉と連想させてこのスラングが生まれたと言われています。現在では、この呼び方がスタンダードになっており、映画や音楽などでもよく使われています。
例文:
- Do you smoke weed?(大麻吸ってる?)
- I need some weed.(大麻が欲しいです)
- Where can I buy weed?(大麻はどこで買えますか?)
Pot(ポット)
Potは日本語で「鉢」を意味する言葉ですが、英語圏では大麻の別名としても使われます。このスラングの由来ははっきりと分かっていませんが、大麻を栽培する際に使われる鉢から来ているという説や、大麻の煙を吸う際に使われる水パイプ(Bong)から来ているという説があります。Potは比較的古い世代が愛用していたスラングでもあります。
例文:
- Do you have any pot?(大麻持ってる?)
- Pot is legal in Canada.(大麻はカナダでは合法だ)
- I don’t smoke pot.(大麻は吸いません)
Mary Jane(メリー・ジェーン)
Mary Janeは人の名前ですが、英語圏では大麻の愛称としても使われます。このスラングは、「Marihuana(マリファナ)」が元々メキシコ系の女性の名前「Maria Juana」から来ているという由来に基づいています。「Maria Juana」をアメリカ風に呼び変えたのが「Mary Jane」というわけです。Mary Janeはラップやレゲエなどの音楽ジャンルでもよく歌われる言葉です。
例文:
- I love Mary Jane.(大麻が大好きだ)
- Mary Jane is better choice than alcohol.(お酒より大麻を選ぶ)
- Do you know Mary Jane?(大麻知ってる?)
420(フォー・トゥウェンティ aka. フォー・テゥー・オー)
420は数字ですが、英語圏では大麻のコードネームとしても使われます。このスラングにはとあるストーリーが背景にあります。1971年の北カリフォルニアに住んでいたワルドスという青年が、沿岸警備隊に務めている兄の友人から大麻が育っている場所の地図をもらい、仲間と一緒に探しに行くことにした際、毎回PM4:20に高校のルイ・パスツール像の前に集合していたことから「420」というスラングが誕生しました。現在では、420は大麻を使用する時間や日付(4月20日)としても使われます。
例文:
- It’s 420. Let’s smoke some weed.(4時20分だ。大麻吸おうぜ!)
- Happy 420!(おめでとう!)
- I’m going to a 420 party.(大麻パーティーに行くよ)
Stone(ストーン)
Stoneは英語で「石」を意味する名詞ですが、英語圏では大麻で身体がリラックスしている状態のときに使われます。
例文:
- Do you want to get stoned?(ハイになりたい?)
- I’m so stoned right now.(今めっちゃチルだよ)
- How do you get stoned?(どうやってハイになるの?)
まとめ
以上、海外で役に立つかもしれないマリファナのスラングを5つ紹介しました。これらのスラングを知っておけば、海外で大麻に関する会話に参加したり、映画や音楽などで聞く言葉の意味を理解したりすることができます。ただし、日本では大麻は違法です。