朝起きて、「あ〜やってしまった」と思うことはありませんか?
平日はバリバリ働き、週末くらいは羽を伸ばしたい。友達や同僚と久々に飲みに行って、気がつけば少し飲みすぎてしまった…。そんな経験、大人なら誰しもあるのではないでしょうか?
でも、楽しかった夜の代償は、翌朝のつら〜い「二日酔い」。頭が重い、気持ち悪い、体がだるい…。そんな最悪のコンディションで仕事や家事なんて、正直キツすぎますよね。
そこで最近注目されているのが麻からできた「CBD」という成分。もしかしたら、もう耳にしたことがあるかもしれません。「リラックスをサポートする」と言われているこのCBD、実は“二日酔い対策”としても使われ始めているんです。
今回は、CBDが二日酔いにどんなふうに役立つのか、そもそもCBDって何?というところから、使い方や注意点まで、わかりやすくご紹介していきます。
そもそもCBDってなに?

まず、CBDってなに?という疑問から。
CBDとは「カンナビジオール(Cannabidiol)」の略で、麻(ヘンプ)に含まれる天然の成分の一つ。よく大麻由来と説明をすると誤解されるのですが、CBDは精神作用(ハイになる効果)があるTHC(テトラヒドロカンナビノール)とはまったく別物。日本でも合法で、最近ではコンビニやドラッグストアでも見かけるようになってきました。
CBDは、体のバランスを保つ「エンドカンナビノイドシステム(ECS)」という仕組みに働きかけるとされており、ストレス緩和、睡眠の質の向上、炎症の抑制などへの効果が期待されています。
では本題。CBDと“二日酔い”はどんな関係があるの?
科学的に完全に証明されているわけではありませんが、CBDが持つとされるこれらの働きが、二日酔いのつらさを和らげるのではないかと期待されています。
実際にCBDを使用しているユーザーからも、二日酔いにはCBDと言った声が数々投稿されています。
1. 頭痛や倦怠感の緩和
アルコールをたくさん摂取すると、体が脱水状態になったり、炎症反応が起きたりします。CBDには抗炎症作用があるとされ、頭痛や筋肉のだるさといった症状の軽減に役立つ可能性があると言われています。
2. 吐き気の軽減
「飲みすぎて気持ち悪い…」そんな時に、CBDの抗吐き気作用が助けになるかもしれません。海外ではがん治療中の副作用としての吐き気を抑える目的でCBDが使われている例もあるほど。
3. 不安やイライラを鎮める
二日酔いの時って、なぜかメンタルも不安定になりますよね。「昨日なんか失言してないかな…」なんてソワソワする朝にも、CBDのリラックス効果が心の支えになるかもしれません。
4. 睡眠の質を改善
そもそも、アルコールを飲んだ日は睡眠の質がガタ落ちになります。自分では寝たつもりでいても、アルコールを摂取した脳は覚醒状態のままですので、ノンレム睡眠に達していない、つまりはちゃんと寝れていないということになります。
次の日にそうなることがわかっている夜のうちにCBDを取り入れることで、ぐっすり眠れるようになり、回復力の向上を感じたという人の声が増えています。
どんなCBD製品を選べばいい?
CBD製品にはいろいろな種類がありますが、二日酔い対策のサポートとして試すなら、次のようなものが比較的どなたでも使いやすいとされています。
CBDオイル(舌下摂取)
もっともスタンダードな使い方。寝る前でもさっと摂取できるのがポイント。朝起きてすぐに舌の下に数滴たらせば、比較的すばやく体に吸収されます。
CBDグミやカプセル(経口摂取)
苦味が苦手な人や、職場でもこっそり使いたい人にはこちら。効果は少しゆっくり出ますが、オイルと同じく手軽で便利です。
CBDベイプ(吸入)
即効性を重視するならベイプタイプもおすすめ。ただしアルコールで胃が荒れている時には、体に負担がかからない形を優先するのがおすすめです。
お酒の締めくくりにタバコを吸う人はCBDベイプに切り替えるのもありかも?
注意点もあるよ!CBDとアルコールの組み合わせ

「じゃあ、飲んでる最中からCBD摂れば最強?」と思った方、ちょっと待ってください。
実際にCBDを使用しているユーザーから二日酔い対策としてお酒を飲んだ後に使用しているとのお話を多く聞きます。
ですが、CBDとアルコールの同じタイミングでの摂取に関しては、まだ科学的研究が少なく、安全性については明確な答えが出ていません。人によっては眠気や酔いが強くなったり、逆に不快感を感じたりする可能性もあるので、同時摂取をするときは慎重に。
まだCBDの使い方に慣れていない人は「お酒を飲んだ日の翌朝以降のリカバリーとしてCBDを使う」ほうが安心かと思われます。
お酒を楽しむためには適量を守ること!

最後に熱血教師みたいなことを書きますが、お酒や一部国では合法化されている大麻も、どちらも嗜好品として適度な量で楽しむことが何よりも大切です。
よく耳にするアルコール依存症や飲まないと寝れない状態になっては、それはもうご褒美としての嗜好品の範囲を超えてしまっています!
だからこそ仕事や家庭などで頑張る時は頑張って、休息をするときはしっかりと楽しむ、このバランスがより良い人生の生活を向上すると私は信じています。
この記事を読んでくださっている皆さん、今日も明日も1年後も楽しい人生を送りましょうね!